シルク・ドゥ・ソレイユの「コルテオ」、観ようかどうしようか迷っている間に終わってしまったようだ。
正直ホッとしたのはナゼだろう。
やはりどうしても「コルテオ(行列)」というタイトルに対する拒絶反応を克服できなかったようだ。
少し前に、新橋駅前のSLのところでボーッとしていたら、近くにいた知らない女性がコルテオの写真を見ていたので、「『コルテオ』よかったですか?」と聞いてみたら、興奮をまだ抑えきれない様子で凄くよかったと話してくれた。
私はまだ観ていないのでどうしようかと迷っていると話したら、是非みてください、と言われたけど結局観なかった。
銀座ではこういうことできないけど新橋なら大丈夫です(私の認定)。
銀座と新橋の間には越えられない壁があると実感する瞬間である。
話がそれたが、自分がどれほど行列が苦手か改めて認識した。
ちなみに行列はダメだが並列はそうでもない。
喫茶店ではテーブル席よりカウンターの方が好きである。
子どもの頃は徒競走のスタート時の緊張感が好きだった。
ただし利き足が左足なので前の人のスプリンターを逆にするのに手間がかかった。
また話がそれたが、シルクの「ZED」を観に行ったのはもう1年以上前ではないですか。
http://ludwigop73.blog.shinobi.jp/Entry/215/
http://ludwigop73.blog.shinobi.jp/Entry/216/
次の演目はウワサではもう決まっているらしい。楽しみだな~。
紫。
←帰りに駅前から撮った東京ディズニーランドホテル。
さて開演は14:00だが、客席への扉は13:30に開いた。
シルクの公演は、なるべく早く席に着いたほうがいい。というのは、開演までの時間、クラウンが観客を楽しませてくれるのです。
どの団体でもそうだろうが、サーカスはクラウン(日本ではピエロと呼ばれている)なしではありえない。
緊張感を伴う非日常的な演技を見て、少々疲労感を覚えるところで絶妙なタイミングで笑わせてくれ、リラックス&気分のリセットをしてくれる。
だからこそ2時間もの間、人間業とも思えないものを見続けられる。
当然、クラウンは高い能力を要求される。そしてその「クラウン」という名称は、その役割に対する敬意を表している。
シルクのクラウンは2人いるのだが、その掛け合いが楽しく、あっという間に開演時間になった。
シルクの演目を始めて観たのは昨年の「ドラリオン」で今回で2回目なのだが、クラウンの掛け合いから演目への導入、又演目の終わりからクラウンへ、という終わり方が前回より自然に感じた。
演目は「ZED」という主人公が天と地を旅する物語。
ZEDはタロットカードの「愚者」(←偶然にも最近写真をUPした)からヒントを得たようで、旅をしながら成長し、異なる2つの世界が融合されるというテーマがあるらしい。
真っ白な衣装、真っ白な髪、屈託のない、翳りのない笑顔と動作。小さい男の子のようだ。
そのZEDが語り部のような形で、アクロバットとアートが融合されたようなショーが繰り広げられる。
シルクの団員はオリンピック級の技術を持った人が高い競争率を潜り抜けて入ってくるという、どれくらい高度な技を持っているか創造もできないくらいなのだが、その確固たる技術があってこそ、このショーを演じられる。
その技術のみを少し書いてみると、例えば綱渡り。
綱にクロスする形で振り子のように揺れている、中に火が入ったボールをよけて行くのはまだ序の口。
綱の上にかがんでいる人を飛び越えて向こう側に行き、「リアル『ツァラトストラかく語りき』だ~!」などと驚く間もなく、次第に高度な技が披露される。
綱の上での縄跳び(二重飛びまでやる)、バク転、見ている方が怖くてあとは覚えていない。
その他、バンジー、バトン(ただ一人の日本人)、棍棒、ジャグリング、空中ブランコ等、ストーリーに沿って演じられて行く。
女神、シャーマン等のキーパーソンが全体を統一している。
鮮やかな衣装、音楽も素晴らしく、暗い会場での効果的な照明が幻想的な雰囲気を作り出す。
終わる頃には、夢を見ているのか、異次元の世界にいるのかわからないくらいのトランス状態。
最後は全員が舞台に上がるような流れで、自然な形で終了後の挨拶に移るため、こちらの気分も自然な形で平常に戻る。
最後の最後はスタンディング・オベーションだった。
今回も帰ってきてからもいつまでもパンフレットに見入り、頭の中で団員がエンドレスで踊っていた。
青。
昨日、シルク・ドゥ・ソレイユの「ZED」を見に行った。
シルク・ドゥ・ソレイユとはカナダのサーカスなのだけど、サーカスの一言ではくくれないほどアート性、技術性共に高い。
又、動物は出てこない。
演目はストーリー仕立てで音楽、衣装、演出、どれも素晴らしい複合アーティスト団体です。
このほど日本にも専用シアターができて、今回の演目はその記念公演です。
さてその専用シアターは、なんとディズニーリゾートの隣にあります。
ということは、降りる駅も同じなんですね。
ということは、TDR行きの人たちが少ない日を選べばいいんですね。
人ごみ、行列が好きではない私はチケットを取るときからそんなことばかり考えています。
昨日は3連休が終わった直後、世間が給料日前、おまけに学校へ行っているちびっ子も、たとえ2学期制だとしても秋休みが終わった直後、ということで、土曜日にしてはかなり空いている方だったと思う。よかった。
さてこれがシアターの全体像です。ただし、これは終わってから撮ったもので夕方で暗くなり始めている。
遊園地が好きではない私はTDRに来ることもないので、駅前のイクスピアリは昔一度だけ来ただけ。
しかも自分の用事ではなく、同僚の結婚式の2次会で。
そのイクスピアリは季節柄、カボチャのディスプレイだらけ。中を通り~(略)~アンバサダーホテルを抜けると写真の左側に出る。
エントランスは右側のゆるやかな坂を上がったところで、開場少し前に着いたのでしばらく写真を撮った。
その開演前に撮ったものがこれ。
なんという大胆なデザイン…。
というか、太陽をしつこく撮っていたら、ボン・ジョヴィのアルバム「ハヴ・ア・ナイス・デイ」のジャケットを思い出した。
赤地に黒の強気なニコちゃんなのだが、一説によると「ナイス君」と呼ばれているそうだ。
開場は13:15ということだったけど、少し早く開けてくれた。
ロビーでコーヒーを頼み、太陽マークの下のカウンターでしばらくコーヒータイムです。
昨日の太陽はそこから撮ったもの。
そして話は明日に続くのであった。
曙色。
秋に新しい演目「ZED」が始まるらしい!
7日からチケット先行販売していた! 出遅れた!
「シルク・ドゥ・ソレイユ」はカナダのサーカスなのだけど、サーカスとひとくくりにできないほどスケールの大きい、複合アーティスト団体なんですよ~。
昨年の春に「ドラリオン」という演目を見に行って、一度でハマってしまった。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ludwig_op73/view/20070501
(↑昨年「ドラリオン」を観に行った時の日記)
あ~楽しみだな~~♪
曙色。
昨日のシルク・ドゥ・ソレイユの件、
「太陽の絹」ってなんか変な言葉だと思って調べてみたら、「シルク」はフランス語で
「サーカス」だそうだ。あ~ハズカシイ。
どちらにしても、絹のイメージは太陽より月ですよね。
それでも「月の絹」はやっぱり変な言葉なので、いっそのこと「絹の月」の方が…。
いや、あと一歩! 月の形を考えれば絹より繭の方が…。
妄想はこれくらいにして、変な言葉といえば。
広告やTVを見ていると、奇怪な言葉が目に入ってくることが少なくない。
聞いた時はヘンだヘンだと心の中で訴えているのに、いざ書こうとすると思い出せない。
今晩考えて明日書きます。多分。
月光。