マリー・アントニオの日記へようこそ…今日の気分を、好きな薔薇の花の色にたとえて日記に綴っています。現実には存在しない色もありますがそこはご愛嬌?
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プロフィール
HN:
マリー・アントニオ
性別:
非公開
自己紹介:
生年月日:1967年
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★日常、趣味、その他について感じたことをとりとめもなく綴っています。
★上記HPも興味があったら是非見てください。イラスト、ショートショート、エッセイ等を載せています。
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nikki-antoinette05.jpg檻から解き放たれた。
しかし、自由になったわけではない。
荷車に乗り処刑台へ行き、荷台から見下ろしている彼が自分を処刑する。

アントワネットの最期の姿、真に王妃らしい威厳に満ちた亡くなり方は、もはや伝説化しつつあるが、先日行った「マリー・アントワネット展」でこの肖像画を観て、改めて鳥肌が立った。

原画はかなり大きいサイズで、150号(およそ227×162)~200号(同259×181)くらいあるかもしれない。
※書物等の資料とは若干配置や人員構成が違うので、心理描写としての演出なのだろう。

アントワネットの表情が丁寧に描き込まれている。
その瞳の向かう方向を辿っていくと……

なんと、処刑人(サンソン)を凝視している。

nikki-antoinette03.jpg自分に残された時間はあとわずか。
手を下す男が自分を見おろしている。
周囲は憎悪と敵意の嵐。味方はいない。
その状況で、逆に処刑人を見据えられるだろうか。

相対的自己規定は意味をなさない。
自分がどうしたいか。自分の良心、自分の矜持、元王妃という属性に基づく威厳、何より、人としての尊厳を保って最期の瞬間までの時間を生きた。

これが軽佻浮薄で自己の立場を省みず、自分の楽しみを追うことしか考えていなかったアントワネットの最期の姿、アントワネットの真骨頂。



nikki-antoinette04.jpg「万物流転」人は変われる。
「徒手空拳」武器などいらぬ。
私の好きな2つの言葉。

そしてもう一つ。
「内面を掘り下げよ。泉は心の内にある」~マルクス・アウレリウス

(写真2番目と3番目:王妃時代の盛装用ドレスとその後姿)


本日の気分は「帝王紫」

 
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ドレス
あっちゃん
いつも思うのですが、あのような大きく、重いドレスを毎日着て、疲れないのかなぁと
慣れるのかな

日本も平安時代の十二単とか同じ疑問がある

2012/11/12[Mon] 06:27:30 :EDIT:
マジレスすると
マリー・アントニオ
産まれたときからその世界なので、多分慣れているのだと思います。
なんの修行ですかと言う感じですね。コルセットで無理に締め上げるので、息ができなくてよく失神したそうです。
詳しく知ると、見かけの華やかさとは裏腹にホラーの世界を垣間見れます(笑)
2012/11/12[Mon] 22:32:20 :EDIT:
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