買い物をしていて思うけど、「1980円」とか「2900円」とか、キリのいい数字から
少しだけ引いた価格表示って多いですよね。
商才に長けたユダヤ人が始めたものだとか「8」は末広がりで縁起がいいからだとかいろいろ説はあるが、昔はけっこうひっかかった。
一番印象に残っているのは、高校1年だか2年の頃。
とある店でとても気に入ったシャツを見つけてそれが1980円だった。
それで、千円台だからオトクだとか思って3000円くらいしか入っていなかった財布からその金額を払ったら残りが千いくらしかなくて、当たり前だがびっくりした。
それからは「1980」という数字を頭の中で「2000」に変換して考えていたのだが、
20代に入ってからいつの間にか、頭の中でお札の映像を思い浮かべるようになった。
それも年を経るごとにだんだん明確になってきて、今では一列に並ぶ枚数や角度やその他いろいろ決まっている。
まず、一列には4枚で、お札は縦向きで右に25度傾く状態で、1枚ずつ左側から現れる。
4枚揃うのには合計1秒。
5000円以上のものは、5千円札はなく、あくまで千円札がその枚数分。
硬貨はなく、3捨4入。
ご丁寧に効果音アリ。
まぁ日常生活レベルでの話しですけどね…。
1億9800万円とかではないので。
パールグレー。