新しいことやわからないことを知ろうとするのに、「人に教えてもらうのが苦手」
というタイプの人がいるが、わかるような気がする。
基本的に私は、物を調べるのには本を使う。
子どもの頃の原体験が関係しているのかもしれないが、わからないことを知ろうとするのに、親に聞いてもまずわからない。その上、年上の兄弟もいなかったし年上の友達もいなかった。
それで自然と本で調べるようになり、しかも納得の行くまでどこまででも調べられるので、無意識的に「本は裏切らない」と思うようになったのかもしれない。
ただ、そのせいか人に直接教えてもらうことに未だに慣れない。
どこで質問したらいいのか、どこまで聞いていいのかの目安がイマイチわからないし、わかったかわからないかも自分でわからないような気がする時がある。
だから「人に教えてもらうのが苦手」というのはわかるのだが、どうも違う意味で言っている人もいるようだ。
つまり、「恥ずかしい」と…。
直接教えてもらえる人に恵まれなかった者にしてみれば、なんてもったいないと思うんですよね~。
秘色(ひそく)。