特別目的があるわけではないけど、書店をウロウロした。
そういえば、春頃に買った城山三郎の「無所属の時間を生きる」を少し前に読み終わった。
作中のエッセイから推察するに、表紙の写真は、著者の自宅らしい。
今回は何も買わなかったのだが、手芸コーナーを通りかかった時にレース編み関連が増えていて、夏だということを実感した。
一応、レース編みの季節は夏ということになっています。
レース編みは高校生の頃、好きでよくやっていた。
ヒマにまかせてあんなにたくさん編んだのにどこへ行ったんだろうと考えたが、そういえばほとんど友人へのプレゼントのために編んでいたのだった。
当時はレース編みといえば、市販で出回っているレース糸でかぎ針編みで編む種類しかなかったが、いつ頃からかいろんな種類が出回っている。
よくわからないが、ボビンレース(?)だの、タティングレースだの、使うパーツも針ではなく、編み方もアヤトリのようなというかなんというか…。
どこかの国の伝統工芸のようなものらしいが、いろんなのがあるんですね。
確かまだ道具はあったはずだから、たまには小さいのを作ってみてもいいかな~と思って、昔の編み方の本を見てみたらまぁ懐かしいですね。
編み方の図面に鉛筆でチェックを入れていたり、よくわからない数字が書いてあったり、自分でやりやすいように勝手に編み方を変えてしまっていたり…。
出来上がり見本の写真の方もダイヤル式電話の電話カバーがあったり、背景の小物や人物の服やメイクなんかも時代を感じた。
20年以上経って、見ているだけでも十分おもしろい本になっていた。なんかトクした気分ですね。
他になにかないかな(笑)
生成り。