数年前からか、チェ・ゲバラ関連の書物を書店で目にするようになった。
というか、私が気づいたのが数年前なんだろう。
キューバの革命家だということだけど、なにか引かれるものを持っているんだろうかと、見かけるたびに思っていた。
長州力が、藤波との抗争が一段落したすぐ後くらいの1984~1985年頃、雑誌のインタビューだか手記だかで、「今、○○というキューバの革命家の本を読んでいるのだが、日々起こったことを書いているだけ」というようなことを言っていた。
特別「革命だ」と声を上げているわけではなく、その日その日のことを淡々と書いているだけで、それが革命につながっている、という意味の話だったと思う。
○○の部分が聞きなれない名だったので忘れてしまったが、多分チェ・ゲバラだったのではないかと思う。
そういえば、長州を心酔している石井智宏も、数年前の雑誌の折込のプロレスラーのプロフィール図鑑みたいなのに、「尊敬する人=チェ・ゲバラ」と書いていた。
一度、書店で文庫をパラパラ繰ってみたが、もともとキューバの歴史を知らないので内容もわからなかった。
これまた文庫で、ゲバラの思想をまとめた手記みたいなのは、知的でハングリーな感じがして、魅力を感じる人がたくさんいそうだと思った。
そして、分厚い写真集を見た時。
なんか、凄い迫力なんですね。
あのエネルギーに満ちた存在感をビジュアルで見たら、魅力を感じる人が更にたくさんいそうだと思った。
キューバは世界で最も貧しい部類の国に入ると思ったが、やはりその環境だからこそこういう人物が出てくるのだろうか。
最近、なにかのニュースでゲバラの娘さんがどうの…とあったがなんだっけ。
ゲバラの娘さんって…なんか見てみたいですね。どんな人なんだろう。
追伸:日記を書いてからちょっと検索してみたら(順番が逆だ!)、なんか凄い人らしい。ジョン・レノンやサルトルがゲバラについて語っている言葉が、余計にゲバラについての興味を惹かれる。
モスグリーン。