先月、人数が集まらないということで延期になった救命講座を昨日受講した。
それでも全部で7人。男性2名、女性5名うち4名(つまり私以外の女性)は看護学生だった。
7月11日の日記にも書いたが、事前に覚えていく部分をちゃんと覚えていっても、実際に教えてもらってやってみると大変だった。
この救命法はアメリカで考案されたもので、現在のグローバルスタンダードだとのことだった。
一般の人がとりあえず命を救うために誰でもできるような方法で、アメリカはこういった、誰でもみんなが平均的にできるような方法を考案するのがうまいのだそうだ。
手順も、呼吸確認の秒数も、呼びかける言葉も、人工呼吸の回数・心臓マッサージの回数も全て決まっていて、講師の方が言うには「バカの一つ覚えのように覚えてください」とのことだった。
やってみると、人形が思ったより硬くて力を使うし、アセると心臓マッサージが「1分100回のペース」に合わせて電子音が鳴っているにも関わらず聞えなくなってどんどん早くなってしまったり、手順が増えるにつれてわからなくなってしまったり、1回の受講にしては密度の濃いものだった。
リピーターもいるということで納得。講師の方としては、できれば何度でも受けてほしいそうだ。
ちなみに受講料は、初回は500円、2回目からは無料とのことだった。
最後に「終了証」というカードをもらったが、終了したという実感がない(泣)
自分としては記念品のような感覚だった。
あと、携帯用のキューマスクというのをもらった。人工呼吸をする時に、気になる人は使ってください、みたいな感じだろうか。
←こちらが表。
それから裏。
実は、最新のデータでは、人工呼吸+心臓マッサージの場合と、心臓マッサージだけの場合とでは、生存率に差がないということがわかったそうだ。
だから、もしどうしても人工呼吸に抵抗があるというのなら、それでためらうくらいなら心臓マッサージだけでもいいのでやってください、とのこと。
まぁ確かに、若い女性とかは気にするかも…。私も中学の赤十字クラブでやった時は気にしたもんね(みんなそこだけスルーしていた)。今はこうだけど。
あと、実は昨日の実習は人形が三沢さんのつもりでやっていた。もしタダの心肺停止だったらあれで助かっただろうか…。
疑問がわく程度なら多分ダメですね。
ベージュ。