明日は終戦記念日なんですね。
ついでに言えば、ナポレオンの誕生日でもあります。
山崎一夫もでしたよね。
ところで、この時期になるとよく思い出すことがある。
15年ほど前のこの時期に偶然見たあるドラマが、非常に面白かった為また見たいのだが、タイトルや詳細がわからないので未だに探し当てられていない。
アメリカが舞台で、家族構成は科学関係の開発をしている日本人男性とアメリカ人女性の夫婦、5才くらいの女の子。
それに「ミスティ」という名の犬。
仕事柄かなり裕福と思われ、大きい家、広い庭、幸せを絵に描いたような家族で、リビングの家具の上には一家三人で撮った写真が飾ってある。
事件は男性が仕事中に突然消えてしまい、それが実は50年前にタイムトラベルをしてしまっていたという話だった。
あとは男性の物語として進んでいくのだが、もとの世界に戻るための研究をしながらその世界での年月を費やしてしまったと思われる男性が、50年後、すっかり老人になってしまってから昔住んでいた家に訪ねてきたラストが非常に印象的だった。
(↑ここが、もしかしたらタイムトラベルを開発して自分で元の世界に戻ったのか、どうも記憶がはっきりしない)
そこでは、50年前と同じく女性と女の子と犬のミスティが住んでいた。
女性がその見知らぬ老人に乞われるままに家に入れると、老人は懐かしそうにリビングをゆっくりと見て歩いた。
家具の上に、女性、女の子、それに男性の一家3人で写っている写真を見つけ、しばしそれを眺めたあと、何も明かさずにただ挨拶をして出て行く。
しかし、ミスティがなにか訴えるように吠えつづけ、女性はただならぬものを察知するが、見知らぬ老人に何を聞けるわけでもなく、ただ車で去っていくのを黙って見ている…。
立派な身なりに運転手つきのキャデラックから、男性はタイムトラベルをしてしまってからの50年間でかなりの成功を収めたと思われるが、去っていく姿には全身に寂しさが滲んでいた。
…というストーリーだったのだが、気になるんですよね~。
あれから、この時期になると番組欄を注意して見ているのだが、それらしきものは見た事がない。
ナゾのドラマだ…。
オーキッド。