21:00からナントカというチャンネルで劇場版「あしたのジョー」を見た。
忘れないようにちゃんとカレンダーに書いておいたんだから。
何年経っても、何度見てもいいね。ひとつのことを極めるとか、なにか専門性を持っているのってやっぱり強いと思う。
ジョーのように、他のことはなにもできない絶望的なまでに孤独なのは極端だけど、私のように「広く浅く」というと聞こえは良いけど、「だって知りたいんだもん」といってはあっちにもこっちにも首をつっこんで、結局自分の居心地の良い段階で止まって
しまうのは、トシを喰うとなんの役にもたたないのね。
なにか一つ、ほんとに一つだけ、誰にも負けないという物がある人は強いと思う。
そういうのって自分では好きでやっていることだから気づかないかもしれないけど、一貫した継続性から生まれるゆるぎない、ブレない信念や力は周囲に安心感を与えるんだよね。
だからそういう人にはなんでも話したくなってしまうんだろう。
以前受けたメンタルケア(主にヒーリング)の研修で勉強したことだけど、ちゃんとした医療行為であるカウンセリングを初めとして、この手のことで一番大事なのは「傾聴」という、相手の話を親身になって聴くことで、それができればもう大方できているのと同じなのだそうだ。
でも不思議なことに、できている人ほど自分はちゃんとできているんだろうかと自問自答するよね。それ自体がもう既に相手に対して真摯な姿勢で向き合っている証拠なのにね。
もう少し詳しく書ければいいのだけど、ウロ覚えで間違ったことを書いてしまっては大変なのでまたテキストを読み返してみます。
ジョーのシャツの色。