マリー・アントニオの日記へようこそ…今日の気分を、好きな薔薇の花の色にたとえて日記に綴っています。現実には存在しない色もありますがそこはご愛嬌?
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プロフィール
HN:
マリー・アントニオ
性別:
非公開
自己紹介:
生年月日:1967年
★詳しくはコチラ
★日常、趣味、その他について感じたことをとりとめもなく綴っています。
★上記HPも興味があったら是非見てください。イラスト、ショートショート、エッセイ等を載せています。
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「逃げる場所がなかった。帰る場所がなかった。」
試合後、バックステージで「這い上がってやろうと思わせたものは何だ」との記者の質問に答えたセリフ。

絶望的な不自由さからスタートした真壁のプロレス人生。
不遇だったから、不自由だったからこそ、色々なことを受け入れざるを得なかった。
真正面から対抗し、誰はばかることなく打ち破るようなチャンスは与えられなかった。

しかし、真面目な真壁はそうやって何もかも取り込んで行き、雑多な情念と反骨精神とが混じり合って、ベビーともヒールとも言えない魅力的なキャラクターができあがった。

そして満を持してのIWGP初戴冠。

若手時代、大谷に「もっと喋れ」とアドバイスを受けた真壁。
それを忠実に実行し、当時は「試合時間より試合後のコメントの方が長い」と言われた。
そんな努力も今開花している。

試合後のリング上からの勝利者インタビュー。
「俺はアイツの生き方が嫌いで全否定していた。アイツは俺の生き方が嫌いで全否定していた。でもそうでなきゃプロレスは面白くないだろ。」
まるでこの瞬間を待っていたかのような言葉だった。

入門以来14年間、数え切れないほどのものを受け入れてきた真壁。
最後に残されていたことは、自分も他者も、共に許容すること。

相手を否定する自分も受け入れ、自分を否定する相手も受け入れ、いつの間にかプロレス人生のみならず、人格形成上の理想形と言われる全方面OKの境地にたどりついていた。
360度OK,否定することをも許容する。
マスタークラスか、はたまたウルトラCか。

不自由からスタートした真壁が、とうとう究極の自由を手に入れた。

ナイルブルー。

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正に
あっちゃん
その通りですね週プロのリポートより素晴らしい文章でしたいつでもプロレス記者になれます

真壁の戴冠には驚きましたが、真壁自身が勝ち取ったものですね
なかなかプロレスならではです
2010/05/12[Wed] 23:06:53 :EDIT:
そんな(笑)
マリー・アントニオ
週プロよりいいなんて冗談でしょ(笑)気の向いた時に気の向いたことだけ書いているからですよ。実は、受け入れるという切り口よりしっくりくる視点があったかも??とも思いました。
試合の最後の方はもう真壁に対する後押しが凄かったですね。ちょっと中邑が気の毒になってしまったくらい。昭和の新日を思い出しました。
今後の防衛戦も楽しみです。
2010/05/13[Thu] 00:02:35 :EDIT:
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