今日は月一回の駅前骨董市の日だった。
例によって出足が遅れ、14:30頃見に行った。
少し見たところで、なにかの焼き物を出品している人がいた。備前焼きではなさそうだけどなんとなくイイのでしばらく見ていたらオーナーの方が説明をしてくれて、いろいろ出して見せてくれた。
どうやら「伊賀焼き」という貴重なものらしい。価格もそれなりに…。
即決で買えるようなものではないので(もしかして「豚に真珠」?かもしれないし)「見るだけ」と断っていろいろ話を聞いて手に取らせてもらっていたらますます欲しくなってしまった。
オーナーの方は、毎回同じ場所で出品しているとのことで、「いつでも連絡ください」と名刺をくれた。
「来月また来ます」と告げ、泣く泣く作品を手放してその場をあとにした。
その後、今日はもう満足したから何も見なくていいと思い、例の備前焼のカフェに行こうとしたら、別のオーナーが古い雑誌を出品していた。
昨年の春ころ、昭和37年の女性週刊誌を買ってとてもおもしろかったので、また買ってしまった。
今日買ったのはナント昭和29年の雑誌だった! 終戦からまだ9年なんてオドロキですね!
終戦記念日の特集ということで、第二次大戦の解説&分析が多かった。
もう一つ驚いたのは、カラーグラビアがなかったこと。昨年の37年の雑誌には今と同じような構成で普通にあったから、この8年の間に進歩したのね…。
この雑誌を備前焼きのカフェで読んだのだけど、何と後からさっきの伊賀焼きのオーナーが何人かの人と一緒に入ってきた。
もう~おじさん! さっきは「備前焼きなんかとちがって…」なんて言っていたけど、やっぱり焼き物LOVEなのね(爆)
写真/今回買った雑誌。昭和29年8月15日号。人形は、11年前に路商の樺太出身のおばあさんから買ったお手玉。
セピア。