ヴェルサイユ宮殿。
確か鏡の間の修復が終わったのが昨年春頃で、その後始めて鏡の間の映像を見た。
きれい~~! こうでなくちゃ。
修復前は「煤の間ですか?」っていうくらいに黒っぽかったもんね。
やっと脳内の鏡の間のイメージに現実が追いついた。
あと、新鮮な感じがしたのは、その鏡の間の側からの、上空からの映像があったこと。
正面からの写真や、地上での映像なら、こういった番組には必ず出てくるカットはあるけど、
宮殿の後ろに広がる庭園の奥のほうから近づいていく映像はあまりなかったような気がする。
私が知らないだけかもしれないけど…。
今回は、「マリー・アントワネットとヴェルサイユ宮廷」という切り口でやっていたけど、アントワネットに関しては真新しい解釈はなかった。
でも、それも時代と共に変化しているので、あと何百年もすればまた変わって行くのだろうか…。
今の時代の解釈は結局、今の時代の倫理観、道徳観に基づいている面もあると思う。
それにしても、今日の解説ではまるでアントワネットがフランス革命を引き起こしたみたいに言って、大げさですよ。
ルイ14世がヴェルサイユ宮殿を造ったおかげでその晩年には財政が傾き、15世、16世と引き継いだだけなんだから。
ローズ。