最近はまた紅茶返りもしているが、困ったクセが一つ。
紅茶は本当に味わってゆっくり飲もうと思うと、お湯をわかす時からもう紅茶の時間が始まっている。
ポットに入れる茶葉の量が人数分+1杯であり、その1杯はポットの分というしゃれた理由付けからもわかる通り、余裕をもってゆったり、のんびり、というイメージがある。
それは紅茶のためだけに意識を割く、紅茶のためだけの時間。
グレードは比べ物にならないけど、まさにアフタヌーン・ティーのイメージ。
…茶葉を入れたポットにお湯を入れ、カップにも熱湯を入れて温める。
…砂時計をひっくり返し、ボーッと待つ。
…カットしてない、まるごと葉っぱの場合は約3分。
…砂が全て落ちたら、カップのお湯を捨ててポットのお茶を入れる。
…色や香りを楽しみながらいただく。BGMがあれば最高。
…あっあと、ビターチョコでもあれば…。
という具合なのだが、コーヒーの場合、ここまでこだわっていないのでかなり雑になる。
いつも食器を洗っている間にお湯をわかしたりしているのだが、「あーっ!もう湧いちゃった」と片手で洗った食器の洗剤を流しながら、片手でコーヒーを淹れている。
その時、私の意識はコーヒーと食器洗いに分散している。
コーヒーにこだわる人が聞いたら怒るかな。
このコーヒーの淹れ方に慣れてしまうと、紅茶を入れる手間と時間が妙にまどろっこしく感じてしまう。
というか、この隙間時間活用法(?)で無理に作った時間が今度は削られてしまうんですよね~。
バイオレット。