パートナーが、コンビニで偶然見つけたといって買ってきた。
別冊宝島の「新日本プロレス『伝説の40番』完全解明」。
解説はミスター高橋。というか、一冊まるごとミスター高橋。
一言でいうと今までの高橋本のようなもので、進んで読みたいというほどではないけど、読んでいたらやはりおもしろくて一気読みしてしまった。
ちなみにパートナーはまだ一ページも読んでいない。
ミスター高橋は親しかったアンドレに非常に思い入れがあるようで、特にアンドレの人間性や心情を丁寧に綴り、最後にはマンガとしても載っている。
子どもの頃はわからなかったが、今思い起こすとそりゃアンドレみたいな人は孤独だろうなということは容易に想像はつく。
間近で見て関わっていた人にしてみれば一層のことだろうと思う。
この本ではまず、最初の一番での解説(ブロディ&スヌーカの決勝ボイコット事件)で、軽く猪木さんの懐の大きさが描き出されている。
その他、高橋氏のレフェリングをしていた時代の試合を、シンからショータ・チョチョシビリまで幅広い年代からピックアップしている。
個人的には、藤波と木村に対する厳しい評価、シンのプロ根性、田コロのアンドレvsハンセンについてを特に興味深く読んだ。
新日ファンとしては今までにどこかで聞いた話も多いが、なかなか面白く読めると思う。
深緑。