暑いですね。
もうすぐ8月15日ですね。
忘れてはならない終戦記念日ですが、私にとってはもう一つ、ナポレオンの誕生日というのもあります。
まぁ真夏に生まれたイメージの通り、生涯を通して熱く激しかった人ですが、それは女性に対しても同じことで。
最初の皇后ジョゼフィーヌに対して、結婚初期の行軍中に送ったラブレターなどは、手紙自体が燃え出してしまうのではないかと思うほど熱烈なもので、読んでいる方が恥ずかしくなるほどである。
「あなたにキスを送る」なんて序の口で、直接的な愛情表現は一歩間違えればソノ手の小説と言っても通りそうである。
それに加えて、この気持ちがいかに強固なものか、次の瞬間にはいつか相手が心変わりするのではと、一人で延々と悩ましげに書いたあげくとどめの言葉責め。
いやまったく、初めて読んだ高校生の頃はこの気持ちのふり幅の大きさと、この伝説的な人物のこの感受性に驚きましたね。
それ以来、ミステリアスと一言では言い表せない人物として心を捉えているんです~。
カーキ。