何週間か前に週ゴンで、かつて「プロレス界の救世主」と呼ばれていた「超獣」特集をやっていた。
嬉しかったなぁ~。
不幸な最期を遂げてからもう十何年も経って、ここ数年は命日の時期でも雑誌に特集がなかったからチョット寂しかった。
業界内部での評判はどうであれ、いちファンから見てとても好きだったことには変わりはない。
「インテリジェンスモンスター」と形容されるほど知的で深遠な考え方の持ち主だったが、ファイトスタイルも豪快且つクレバーで、圧倒的な存在感だった。
あれが欧米で言う「スピリット」と言うのかもしれない。
東洋の精神性とは違うけど、見る側に激しく訴えるものがあった。
これは、ウワサで聞いたことなんだけど、「超獣」が亡くなった日、全米中のレスラーが哀悼の意を表して試合を休んだという話は本当なのかなぁ?
『今でも「超獣」が生きていたら…』という投稿を時々掲示板で見るが、「生きていてほしかった」という願望なんだろうな~。
亡くなって伝説になるよりも、やはり生きていてほしかった。
今回の特集では、特に写真がよかった。
いつまでも忘れずにいようと思って部屋に飾っていた「超獣」の写真を、久しぶりに交換しようかな。