昨日、行きたかった「ルーヴル美術館展」を見に行った。
おそらく非常に混むと思い、開館と同時に入れるくらいに行こうと思っていたのだが、朝目が覚めた0.1秒後に1時間遅らせることを決めた。こういう時だけは決断力があります。
10:00頃着いたが並ばずに入れた。よかった。
驚いたのが、「音声ガイド」というのがあり、500円でヘッドホンとリモコンみたいなのを借りて、主要な作品の解説を聴けるようになっていた。
美術展に来たのは何年かぶりなのだけど、最近はこんなサービスがあるのか。
浦島太郎になった気分だった。
今回はヴェルサイユ(ルイ14~16世くらいまで)の宮廷美術がテーマなのだけど、この手のは肖像画などの絵画展は何度も見たけど、装飾関係や家具は珍しいので興味深く見た。
普通、この時代の装飾様式の呼び名は
バロックスタイル(様式)~ロココスタイル~新古典主義
というのが一般的なのだが、そういう表現は使われていなかった。
なにかの制限か規制でもあるのかな?
ともあれ、本でいくら見ていてもやはり本物を見られるのはいいですね。
数が多かったのは、嗅ぎタバコ入れ。
手のひらに乗るような小さい箱に、装飾や肖像画があしらってあり、これも時代と共に変化していく様子が見られた。
あとは机、テーブル、椅子、食器、ゴブラン織りのタペストリー、エッチング、肖像画等。
出口のグッズ売り場では、ベルばらグッズや、無関係のバラメーカーの商品も置いてあった。
最近はこういう便乗…いやコラボ多いですね。
今回、ポンパドゥール夫人の肖像画が1点あって、そのモチーフのグッズをいくつか買った。
まず、一筆箋。
どうせもったいなくて使えないくせに。
それから、金メッキしおり。
これは多分使うと思う。
ただ、このしおりは固いので、文庫本だと紙の方が折れてしまうんですよね。
それから以下のもの。
・ポンパドゥール夫人のクリアファイル(B5)
・ポンパドゥール夫人のコースター2個
・ポンパドゥール夫人の絵葉書3枚
・ポンパドゥール夫人の紙のしおり
・ブーシェの絵の紙のしおり
以前、「グッズはあまり買わない」と言っておいて、全然説得力がありません。
どこでもそうだけどグッズ売り場は混雑していて、死にそうな目に遭いながら買って出口を出ると行列ができて入場規制されていた。時刻は12:00。
さてと次は、買わなければならないものがあったので表参道へ行った。
先にカフェにでも入ろうかとも思ったが、よせばいいのに人ごみの流れに乗って表参道ヒルズに入ってしまい、グルグル回るハメになった。
疲れて何も買わずに出てきて、すぐ近くのビルの2階にある「何とかダン」だか「ドン」だかいうカフェでランチを食べて店を出ると、上野にいる時はこの時期にしては暖かかったのに春一番が吹いておまけに寒くなっていた。
せっかくつむじ風にもめげずに骨董通りまで来たのに、あまりの寒さになにも見ずにすぐにUターンして地下鉄のホームへ避難し、そこが半蔵門線だったので隣の渋谷で降りた。
買うものは3つほどあるので、ここはもう他よりは勝手のわかる渋谷でいいと思ってそこで選んだ。
帰ってくると、奇跡が起きていた。
なんとパートナーが食事を作ってくれていて、ちょうどできたところだった。ありがたい。
きっと近々天変地異が起こり、オーロラが見えるに500ポンパドゥール!
ポンパドゥールピンク。