いつも思うことだけど、ライガーの言葉ってどうしてあんなに力強いんだろう。
ちょっと遅くなったけど、先週の週プロで、ライガーとAKIRAの会見でのライガーの「男も女も40歳から」という発言に激しく感動した。
要は同世代の者への激励というか、もっと親しく「一緒にがんばろう」というような趣旨に聞こえた。
先日の小橋選手の「男は40から」という言葉を受けてのものなのかな?
ただ、それを否定しているのではなく、補足している感じに受け取れた。
小橋の場合も言っている主体が男だし、なにより小橋の言葉をジャッジする気分にはなれないので全く問題ないと思うが、女性ファンとしてはライガーの言葉は正直嬉しい。
これでライガーは「獣神」のみならず、生きとし生ける全ての生命体の神に昇格。
認定しました。
そういえばライガーもAKIRAも、選手生命が危うくなったことがあった。
だから発言にも重みが感じられるのかな。
普段はトンデモ発言も多いけど、シリアスな時には本当に周囲を気遣って紳士的になる。
故福田選手の葬儀でのコメントは忘れない。
事情がわからなければ問題発言にも聞えるだろうが、あれはたとえ自分が悪者になってもいいから、福田選手が倒れた試合の対戦相手だったS選手を気遣った言葉だったと信じている。
そして特に不思議な、ライガーのパーソナリティー。
例えれば、真夏の太陽のような。
どうしたらあんなに自分に絶対の自信を持って、自分を100パーセント肯定することができるんだろう。
いつかも書いたけど、ライガーが言ってくれればなんでもできるような気がしてくる。
背後に控えていたら、どんな思い切ったことでもできそうな気がする。
ただ、あれだけ空気のような気遣いのできる人は逆に誤解されることもあるだろうし、周囲は知らないうちに甘えているのだろうから、辛いだろうね。
新日マットの伝統色。