ニュースで豪雨の地域の映像が出た。道路が川のようだった。
大丈夫かな~?
そういえば、ハウンドドッグのアルバムに「RIVER」というのがあった。
ということで、昨日に続き懲りずにハウンドドッグ応援デーです。
このアルバムはなんだか、青年期の10年くらいの流れを言っているような気がする。
1曲目は「JEALOUSY」という思いっきり視界の狭いタイトル。
歌詞も惚れた女性の一挙手一投足に過剰反応し、悪魔が俺に味方しているのだから逃げてもムダだ、という虎の威を借る何とやら式の強がり。
おまけに最後にはキレてしまったのか、傷つくよりハデに抱いて苦しみたい、というわけわからない思考回路。
この混乱。かわいいね、かわいくて仕方がない。
それが、最後の方になってくると、「LONG RUN」では今までの人生を振り返り、若い頃に思い描いていたほど人生はきらびやかなものではない、しかし地に足をつけて生きていこう、というとりあえずは青春の嵐が過ぎ去ったあとの、毒の抜けたというか毒を消化したというか、そんな頃の心境を語っている。
次の「涙のゆくえ」では、1曲目のような、周囲が見えないほどの燃えたぎるような激情と同じ人物かと思えるほど、自分の愛、相手の愛、それぞれの属性を客観的に歌っている。
おそらく、現実の生活ではこの「涙のゆくえ」が良心とされるのだろう。
これを成長と呼ぶかどうかはわからないが、非常にドラマティックな一枚といえる。
「JEALOUSY」と「LONG RUN」は、最も好きな数曲のうちの2曲です。
灰桜。