このあたりの地域では、今週の日曜日の夜から月曜日にかけて雪が降る降ると言われていたが、降らなかった。
それで、今日の午前中にも降ると言われていて、「ホントかな~」と思っていたら本当に降った。ただしすぐ止んだが。
雪といえば、昔いた企画会社で面白いことをやった。
1月7日に書いたビジョンの会社なのだが、その会社の社長は沖縄出身だった。
それで「故郷に錦を飾る」とか言ってこのビジョンも沖縄に取り付けていたことに始まり、なにかと沖縄で行うイベントが多かった。
その会社である時、「沖縄の子どもに雪を届けよう」という企画を行った。
雪国の雪を冷蔵コンテナに積み込み、そのコンテナに「雪が旅をしています」みたいな横断幕を広告として貼ってはるばる沖縄まで運ぶというものだった。
私の部署は現地の沖縄のビジョンにその予告をニュースとして流し、当日の様子もまた流した。
様子といっても、現地入りした企画部の人の話を聞いてまとめたもので、自分が見たわけではないのだが。
ただ、やはりそこは「子どもが大喜びでした」みたいな感じで書かなければならない暗黙の了解みたいなものがあった。
まぁ確かに喜んでいたようだった…というか、実は盛り上がっていたのは大人で、自分が見たいので子どもをダシにした様子がバレバレだったらしい。
考えてみれば、その対象について知識があるから期待や見た時の喜びがあるのであって、今まで全く見たことも聞いたこともない物を目の前にした時って、知っている人が期待するほどの反応はないんですよね。
しかも、やはり時間が経ってしまった雪は、氷のように固まっていたようだ。
あの時の子どもは、雪とはこういうものだと思ったんだろうな~。
スノーホワイト。