いつの間にか駅前に、なんとも中途半端な大きさのビジョンが取り付けられていた。
まぁこの中途半端な街にはちょうどいいかもしれない。
15年以上前に、もっと原始的なビジョンに流す内容の企画・デザインをしていたのだけど、非常に手間と根気がいる方法で作っていた。
探したら出てきた…ビジョンに流す「ひなまつり」のアニメの原稿(5コマ目と6コマ目)。
なんだこのチープな雰囲気は。
媒体は縦2メートル×横6メートルほどで液晶ではなく電飾。
○一つが電飾一つ。赤、黄、緑の3色だったので、これはコピーだが原本はカラーペンで○をひとつずつ塗っていた。
今はもちろん、信じられないくらいラクにできるのだろうけど、そういえば各地ビジョンでも、企業の広告しか見たことがないような気がする。
企画会社独自の作品は流さないのだろうか。
でも今はビジョンも一般的になっているから、うかつに変なものは流せないか…。
昔私の会社で作っていたものも、現地では笑われていたかもしれない。
桃色。