途中からだけどボクシング中継を見た。
2時間で世界タイトル2試合、よくできたね。
両方とも判定だったので1試合正味47分。試合前後の諸々をあわせるとギリギリのような気がするのだが。
ボクシングをよく見ていたのは1980年代で、最近は亀田家が出てくるまで数年間見ていなかったのだけど、昔は放送開始から試合時間まで30分ほど時間があって、ルールや両選手のプロフィールや背景を詳しく紹介し、それが気分を盛り上げる効果になっていたと思う。
ただ、最近はそういった時間が長すぎるという批判もあるようなので、ある程度省略したのかも?
そういえば私も初めてボクシング中継を見たときは、「20:30(20:45だったかも)からって書いてあるのになんで始まらないの~?」と思ったもんね。
試合については、また見始めたばかりなので相変わらず選手についてよく知らない。
長谷川穂積は、自分では納得いかなかったようだけど、バンタム級防衛タイ記録(?)だったかな?
5回でタイとは、バンタムだから難しいのか軽量級だから難しいのかわからないが、中学生の頃、ボクシングに詳しいクラスメートに聞いた話なのだが、バンタム級は事故が多いと言っていた。
今は体調管理の面でも技術的な面でも当時より進歩しているのだろうから変わってきているのではないかと思う。
もう一つの試合にも通じることかもしれないけど、こちらは相手がウクライナの選手だったのだが、惜しくも池原選手の力が及ばなかった。
昔、プロレスでソ連人が来日した時に雑誌に書かれていたことだが(確か「八田一朗」という、アマレスの神様と呼ばれている人の連載だったと思う)、ソ連人と日本人では体格的に日本人が不利なのだということだった。
例えると、ソ連人の丸太ん棒に対して、日本人はベニヤ板らしい。
それで、もともとの体質の違いからくる力がソ連人にはかなわないのだそうだ。
そういえば、ユーリ・アルバチャコフも信じられないくらい強かったもんね。
ちなみに、彼らソ連人ボクサーは猪木さんが連れてきて日本でデビューさせたのではなかったっけ(確か…)。
まぁでも、昔は世界タイトルも一生に一度のチャンスというくらいだったし、20代も後半になるとそろそろ体力の限界で引退、という感じだったが、先述のようにいろいろ進歩して今では世界タイトルにも何度も挑戦でき、30代で現役というのも普通なので、両選手にはこれからもがんばってほしい。
上位者コーナーの色。