出版社の草思社が倒産したと知って、なにか草思社の本を持っていたと思って探し始めたが、なかなか見つけられなかった。
別に持っていたからどうということはないのだけど、こういうの気になってダメなんですよ。
探せるところを全て探したけどなくて、ネットで草思社の本を検索してみたら、途中でおもしろいのを見つけた。
「形を味わう人、色を聴く人」という本なのだけど、内容は知らないがとあることを連想した。
昔の同僚で、文字を見ると色が見えるという人がいた。
ひらがな一文字でも、漢字一文字でも、「この字は○○色」と見えるらしい。
おもしろがって自分の名前とかプロレスラーの名前とか、単語とかいろいろ見てもらった。
ちなみに私は白、ピンク、ライトブルー…(あとは忘れた)らしい。
本人と全然違うじゃん! さわやかじゃん! すみません。
長州力の場合は、紺、ボルドーと、あとの一文字は忘れた。
長州は言われてみればこんな雰囲気かな~。
こっちはおもしろがってしつこく聞いていたが、本人は「朝から茶色の原稿はイヤだな~」とか、いちいち見えるのでけっこう大変らしい。
その人が言うには、大学時代の教授の話では世の中にこういうタイプの人がいるということは確からしく、研究対象として来て欲しいと言われたそうだ。
そして、「フルートの色はパステルカラー」とか、音を聴くと色が見える人がいると聞いたのもこの時だった。
もしかしたら前出の本のタイトルはこのことなのかもしれない。
特殊な能力も活かせる場があればいいけど、気苦労が多そうですね。
ライトブルー。