マリー・アントニオの日記へようこそ…今日の気分を、好きな薔薇の花の色にたとえて日記に綴っています。現実には存在しない色もありますがそこはご愛嬌?
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マリー・アントニオ
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生年月日:1967年
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アニメ「あしたのジョー」を初めて見たのは2才の時だった。
偶然にも第一話の放送で、ジョーが例の浮浪者の姿で、風が吹く中無言でひたすら歩いている寂しげな映像は強烈に印象に残っている。

だが、このなんともいえないもの悲しい映像は母親にも衝撃を与えたらしく、その場面を最後に見ることを禁じられた。
そのため、後に再放送を見るまで「あしたのジョー」とは浮浪者の話だと勘違いしていた。

昭和54~55年にかけての再放送で狂ったようにのめり込み、以降私の十代は「あしたのジョー」と「ベルサイユのばら」で育ったと言っても過言ではない。

今回の映画化では原作の世界観の扱いに対する危惧があったが、できあがった作品は素晴らしいものだった。

以降、テーマ別の感想へつづく。

--------------------------------------------

<原作の世界>

※ネタバレ注意








何より嬉しいのは、原作の世界を尊重してくれたこと。
オープニングテーマはなんとアニメ初代ジョーのオープニングをアレンジ。
その上、イントロ部分はそっくりそのまま流用。
このサプライズから無理なく物語に突入。

オープンセットでは、丹下ジム始めドヤ街が細々したところまで緻密に作り上げられている。
あまりの徹底振りに、原作の世界が現れたというより、自分が原作の中に入り込んだような錯覚に陥る。
ジョーのビジュアル面でも、普段着、トレーニングウェア、トランクス、全てをそのまま踏襲してくれた。
このどれか1つが違ってもジョーではなくなってしまうのだ。

そして、物語全体が実に無理なくまとめられている。
「あした」という言葉の意味、
「泪橋を逆に渡る」こと、
「真っ白に燃え尽きる」という心情の吐露(前段階の「真っ赤に燃え上がる」までの表現だったが、この時点ではここまでが妥当と納得)、
物語の中核となるこれらのメッセージは全て必要ポイントに散りばめられ、ジョーの世界観を築き上げていた。

又、別の意味で名シーンに数えられる西の「鼻からうどん」も、別の場所におまけとしてスライドながらしっかり入っている。
この作品を見る原作ファンの心情をいかに尊重してくれているかということを認識させられた。

ここまで作り上げてくれたことに対して尊敬の念すら覚える。

(つづく)

曙色。

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それはすごい
あっちゃん
よかったですね!

そこまで再現するとは!
監督さんもスタッフも大変でしたでしょうに・・・・・><
2011/02/20[Sun] 11:35:01 :EDIT:
想像以上
マリー・アントニオ
CGでできそうなものなのに、あえて実際に作ったこだわりに気合を感じました。
少しでも違えば叩かれるのは目に見えているので、大変だっただろうな~。
2011/02/20[Sun] 13:19:40 :EDIT:
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