mixiの話なのですが、2日くらい開けていなかったら、元新日の某選手と同姓同名のアクセスがあった。
HNを有名人と一緒にしている人っているからと思って滅多に踏み返すことはないのだけど(というかそもそも足あと自体あまり見ない)、他ならぬ元新日なので気になって行ってみたら。
なんとご本人だった。
選手本人とマイミクになっているファンの人もたくさんいるけど、私はあまり頻繁にアクセスしないのもあって、来てもらえることはもちろん、自分からマイミク申請することもなかった。
なので、私にとっては大事件なのです。
今住んでいるところは、この方(Yさん)の整骨院と同じ県なので、その関係で検索してくれたのかもしれない。
この方は、アクの強い新日選手の中で人柄の良さが余計に際立っていた。
日記も同じような雰囲気で、これからの楽しみが一つ増えた。
シルバーグレー。
ここの地域は密かに格闘系のジムがいくつかある。
駅前にも某元プロボクサーのジムがあって、最近女性プロがデビューしたと話題になった。
このジムの最近の広告には、女性のシェイプアップ目的や子どもの体力作りや、早く言えば誰でも通えるみたいなニュアンスで書いてある。
ボクササイズが流行り出したのは7~8年前だったかな?
昔は女性がシェイプアップ目的でボクシングジムに通うなんて考えられないことだったので、当初は非常に驚いた。
スター選手がいないことに加えてK-1、PRIDEなどの他の格闘技に押され、注目度が非常に低かった時期だったと思う。
久しぶりに前を通りかかったら、窓になんと、ギャグ漫画風のキャラクターが描いてあった。
ジムのキャラクターを設定したのだろうけど、ボクシングジムも大変なんですね。
挑戦者コーナーの色。
10chの特番で、「猪木vsアリの真実」を見た。
内容はプロレスファンならおそらく今までに何らかの形で見聞きしていて知っていることだと思うけど、たまにこういった形でメディアに出ると嬉しい。
特に最近の格闘技ブームになってからは「猪木-アリ状態」と固有名詞にまでなってしまった原点のフォームを見られて感慨深かった。
今回見て、特に印象に残ったのが試合中のアリの様子。
きっとアリも恐怖心があったと思うが(というか猪木自伝でそう書いてあった)それでも最終ラウンドまで挑発し続けたのは、変な言い方だが感動ものだった。
曲りなりにも似顔絵を描くのが好きな身としては、いつものごとく表情に関して一番関心が向かう。
試合序盤で早くも恐怖の色がうかがえた。
そして困惑、苦痛、悲痛、驚愕、ありとあらゆるマイナス的な感情が浮かび上がる。
しかしそんな表情を見せるのは一瞬のこと。猪木に対してというより、自分を鼓舞するように挑発し続ける。
試合中盤からは猪木のローキックをよけられなくなり、腫れ上がった足を引きずる場面が見られるようになるが、一発入るたびに返す刀で挑発。
最も畏敬の念を誘うのは、苦痛に顔をゆがませながらの挑発ではなく、キックを受けた直後にはいつものラディカルな顔で挑発すること。
単なる虚勢ではない、「プライド」という言葉が非常によく似合う姿勢・行動だった。
不利な状況の猪木について、又、あの試合の、異種格闘技戦ならではの高度な間合い・戦術については語られてきたが、アリの真のファイターぶり・表現者ぶりも、15Rの長丁場を成立させた要因だと思う。
最も、私も子どもの頃には番組内で猪木さんが言っていたように「反則負けでもいいからブッ飛ばしてくれればよかった」と思っていたが…(笑)
この試合の評価の変遷は、それ自体がプロレスに対するリテラシー(プロレスにリテラシーなんて言うのもどうかと思うが)の歴史になっているような気がする。
燃える闘魂。
12月に行った猪木酒場のコースター。
昨日の写真の「シャレード」を台紙にしてフレームに飾った。
書いてある詩のようなものはもともとは和尚さんの一休さんが詠んだものなのだけど、猪木さんが好きで使っている。
初めて使ったのは、参院選に出馬するときに決意表明のような感じで書にした時だったと思う。
引退試合の時の、リング上からの挨拶の言葉としても最後に述べていた。
この道を行けばどうなるものか
危ぶめば道はなし
危ぶむなかれ
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けば分かるさ
原詩は、
・最初の「この道を」の「を」が入っていない
・最後の「分かるさ」が「わかるよ」
だけど、猪木さんだったら「さ」の方がいいですね。
昔もこの言葉を書き写して壁に貼っていた。
何年経っても同じようなことをやっています。
赤。
今週号のR25に、蝶野の特集があった。
扉と見開きで計3ページ。
蝶野の回想セリフつきで現在までの人生をザッと紹介しながら基本的な信条をあぶりだすような記事。
オーソドックスで読みやすかった。
蝶野のパーソナリティーはプロレスファンにはよく知られているけど、プロレスファンではない人が知るキッカケになるのは嬉しい。
特に蝶野の場合、プロレス雑誌にこの手の特集が組まれるとなると、nWo~T2000時代あたりはディープで凄かったもんね。
私もそんな蝶野にハマッた一人♪
マホガニー。
何ヵ月か前の金本に続き、今度は天山がバイク事故。
ただ、今回は天山は軽い怪我をしたけど人に傷を負わせなくてよかった。
思うのだけど、プロレスラーのようなガタイの人って原付に乗るとバランスとりにくくはないのかな?
かといって単車でもケリー・V・エリックのようなこともあるし…。
やっぱり車の方が安全ですよね。いろいろ事情はあるだろうけど。
あっでも、星野総裁の運転は…(怖)
スカイブルー。
パートナーが、コンビニで偶然見つけたといって買ってきた。
別冊宝島の「新日本プロレス『伝説の40番』完全解明」。
解説はミスター高橋。というか、一冊まるごとミスター高橋。
一言でいうと今までの高橋本のようなもので、進んで読みたいというほどではないけど、読んでいたらやはりおもしろくて一気読みしてしまった。
ちなみにパートナーはまだ一ページも読んでいない。
ミスター高橋は親しかったアンドレに非常に思い入れがあるようで、特にアンドレの人間性や心情を丁寧に綴り、最後にはマンガとしても載っている。
子どもの頃はわからなかったが、今思い起こすとそりゃアンドレみたいな人は孤独だろうなということは容易に想像はつく。
間近で見て関わっていた人にしてみれば一層のことだろうと思う。
この本ではまず、最初の一番での解説(ブロディ&スヌーカの決勝ボイコット事件)で、軽く猪木さんの懐の大きさが描き出されている。
その他、高橋氏のレフェリングをしていた時代の試合を、シンからショータ・チョチョシビリまで幅広い年代からピックアップしている。
個人的には、藤波と木村に対する厳しい評価、シンのプロ根性、田コロのアンドレvsハンセンについてを特に興味深く読んだ。
新日ファンとしては今までにどこかで聞いた話も多いが、なかなか面白く読めると思う。
深緑。
今日はもしかして、マスカラスの誕生日だったような気がする。
何年生まれかは忘れたが、猪木さんとほぼ同じだったと思う。
ということは、65歳前後?!
中学生の頃、マスカラスと話したくてNHKを見てちょっとスペイン語をかじったけど、簡単な挨拶と数字程度しかできなかった。
ただ、たとえスペイン語ができても別の意味でマスカラスと話はできなかったと思うが。
昔、雑誌に書いてあったことだけど、スペイン語がペラペラの記者でもマスカラスの前に出ると緊張のあまり言葉が出てこなかったそうだ。
マスカラスはこの手の話には事欠きませんね。
ついでに昔とった杵柄でいうと、「ドス・カラス」=「2つの顔」だけど、「ミル・マスカラス」=「千の仮面」なので、「千の顔を持つ男」というのはおそらくイメージ的なものだ思う。
ゴールド。
先日、「ワールドプロレス」が打ち切りになるかもしれないという、この世の終わりのような話を聞いた矢先。
新日の金本が原付で事故を起こしたそうだけど、まずは相手の方が命に別状がなくてよかった。
それにしても、ニューストピックスの見出しに「3代目タイガー」って…。一瞬頭が混乱したではないですか。
だいたい金本がタイガーだったのって15年くらい前だっけ??
やっぱり「タイガー」ブランドが世間に訴えかける力って凄いんだな~。
よく知らないけど、プロ野球でも「金本」という人気選手がいるらしいし、混乱を避けるためにもいいかもしれないけど。
念のため、プロレスファンではない方に説明しておくと、現在、土曜深夜10チャンネルの「ワールドプロレスリング」に出ているタイガーは4代目で、この人は初代タイガーの弟子です。
土曜深夜10チャンネルの「ワールドプロレスリング」には件の金本他、長州、蝶野、ライガー、AKIRA、中西、永田、天山、真壁、棚橋、中邑、井上等が活躍中!
ウイークエンド土曜深夜の憩いのひととき、チャンネルを10に合わせるだけであなたの目の前にステキな世界が広がる!
土曜深夜10チャンネルの「ワールドプロレスリング」は、かの(いろんな意味で)有名なアントニオ猪木が創設した新日本プロレス!
土曜深夜10チャンネルの「ワールドプロレスリング」は、ストロングスタイルを受け継いだ選手達の生き馬の目を抜く死闘を絶賛中継!
土曜深夜10チャンネルの「ワールドプロレスリング」はいつ何時、誰の挑戦でも受ける!
土曜深夜10チャンネルの「ワールドプロレスリング」! 土曜深夜10チャンネルの「ワールドプロレスリング」をよろしく!
闘魂カラー。
昨日の「家政婦サイト」の件。
今日1日迷った末、1ヵ月だけ登録することにした(まだ登録していない)。
そんなものに1日かけて迷うなという感じだけど、こういうのってけっこう金額がかさんで、あなどれないんですよね。
ケータイの新日サイトも昔は登録していたけど、今のケータイに買い換えてから登録していない。
新日サイトで楽しみだったのはなんといっても選手の日記で、それが読みたくて登録していたようなものだが、同世代や長州、藤波世代の日記を読みたい私としては、今のライターは若い選手が多いので感覚的に合わないというか…。
初めて登録した頃は、サイトの内容も今よりずっと簡素で、日記も隔日だった。
月:蝶野の人生相談
水:武藤日記
金:藤波社長日記
だったと思う。
そして、登録して初めて読んだ日記が蝶野で、その質問者に対する回答があまりにも感動的で、サイトそのものにハマってしまった。
確か、
「彼女からの信用を失ってしまったが、どうしたら取り戻せるか」と、非常に後悔している様子の質問だった。
それに対する回答が、
「失った信用は取り戻せないが、これからの行動でまた信用を築いていくことはできる、がんばれ」
という感じだったと思う。
それが、親身になって、厳しく暖かく人間味のある、蝶野の人柄がよくわかる文章で、それを読んでますます蝶野が好きになった。
この蝶野日記で、サイトを登録し続けようと思ったと言っても過言ではない。
現在の日記は若いファン層を取り込むためにはいいと思うけど、この蝶野日記が楽しみだった自分としてはちょっと寂しい。
ブルーグレー。
先週のワールドプロレス。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアが始まった。
「スカイハイ」を聴くと、どうしてもマスカラスを連想してしまうが、飛び技の多いジュニアの祭典のテーマとしてはいいかも。
私の好みでは、G1に比べていささか落ち着いて、特に誰を押すというわけでもなく見ているのだが、今年は応援したい選手がいる。
それは、AKIRA。同年代に思い入れのある私としては、やはりライガーやAKIRAに注目する。
おまけに、AKIRAは何年ぶりかでベテラン勢として若手の壁となっての出場。
勝敗はともかく、試合内容に非常に注目している。
AKIRAはもともと、顔の造作が不気味(失礼!)だが、その不気味さはプロレスラーとしては有利な個性かもしれない。
おまけに、その不気味な顔が歳を重ねて渋くなり、表情も深みが増し、なんともいえない魅力的な風貌になっていた。
加えて、AKIRAはペイントが非常に似合う。
昔も全面白塗りのペイントをしていたが、顔だけを見ればムタよりも不気味で怖いくらいだった。
今回は、赤ラメのパンタロンで登場。似合いますね。
この赤ラメパンタロンも非常にイイ。
というのは、例えば暗闇で懐中電灯で顔を下から照らすと凄く怖いですよね。
あの面積の広い赤ラメが、その効果を出しているんですよ。
舞台もこなした経験からか、動きもメリハリがあって一つ一つのポーズが美しく、流れるような動き。
フィニッシュのムササビプレスはこれまた美しいポーズで飛んでくる。
このムササビプレスの、現在のポーズが出来上がったのはnWoに入ってからだと記憶しているが、そういえばAKIRAのこういった個性が際立ってきたのはnWoに入ってからだと思う。
コーナー上に立ち、まず一度見得を切ってから飛ぶ。
飛ぶ時には普通に両手を上げているのだが、落ちて来る時に手首を下向きに折り、おまけに指を全て開いてカギ状にしているものだから、まるで猛禽類が獲物を捕らえるような感じになる。
フィニッシュにふさわしい、ゾクゾクするようなポーズだと思う。
実際、AKIRAがこんなに魅力的な変貌を遂げるとは思わなかった。
新日のロゴにあやかって言えば、普通のライオンだと思っていたら、いつの間にかキメラになっていた、みたいな。
スーパージュニアの間はAKIRAを見られると思って、いつになく舞い上がっているのであった。
赤紫。
昨日、書いている途中で急用を思い出し、結局upできなくなってしまった(汗)
なので今日は2日分upしました。
まず、少し遅くなったけど、先週のワールドプロレス。
中西vs吉江で、中西がジャーマンスープレックスをかけたときのこと。
アナウンサーが発した「大中西ジャーマン」という言葉。
いいですね、大中西ジャーマン!
昔書いたことがあるのだが、私としては、もともと絶対的に大きいものに更に「大」とつけるのは好きではない。
例えば、「大空」「大地」「大海」「大宇宙」など。
「空」と言えば無数に出てくるイメージは絶対的な存在の特権であるのに、わざわざ「大」をつけることによって「大きい」というイメージに制約されてしまい、不自由さを感じる。
中西の場合はもちろん、プロレス界における唯一絶対神ではないのだからして、「大中西」は問題ないのです。
この「大中西ジャーマン」というフレーズは、中西の持つ内在的な力をよく表していると思う。
加えて、ジャーマンスープレックスという、プロレスの技の中でも最高芸術に数えられる技だからこれほどのインパクトがあるのかもしれない。
ところで、唯一絶対的な存在といえば、いましたいました、アントニオ猪木!
「大アントニオ卍」「大アントニオ延髄」「大アントニオ弓を引くパンチ」「大アントニオ元気ですかー!」←それは違うか…。
やっぱり変ですよね。余談だけど「アントニオ・スペシャル」はよかった。
というか、既にあちこちで囁かれていることだが、アントニオ猪木はもはや人間ではなく、「アントニオ猪木」という生き物なのです。
人間界の言語を当てはめることはできないのです。
深緑。
アントニオ猪木著「猪木語録」を読んだ。
昨年、岡本太郎語録を読んだ時にも思ったが、この手のものは読みやすいし親近感を感じるしおもしろい。
「今日の叫び」として、1月1日から12月31日まで毎日一語ずつ、解説つきで構成されていた。
途中にはインタビュー、巻末には年表。
やはり最初に見てみるのは自分の誕生日、記念日などですね。
そこの言葉がハマると妙に嬉しい。
それからパートナーや友人・知人の誕生日、ボン・ジョヴィや大友康平の誕生日、事件のあった日などを見てみる。
それにしても、編集らしき人の解説、よく365語全てについて書けますね。
言葉自体は今までの自伝本に書いてあったもの、インタビューで語ったもの、なにげなく言ったものなどいろいろあるのだけど、猪木さんのことをよく知っている人なんだろうな~という印象を受けた。
初めて読んだ猪木さんの自伝本は、中学3年の時の「君よ苦しめ、そして生きよ」だった。
それが、当時の自分には衝撃であり、読む前と読んだあとでは世界がまるで違って見えたくらいだった。
どこかで書いたが、当時自分が内包していた狂気の芽を、アントニオ猪木の圧倒的な狂気が救ってくれたのだった。
それまではただのスターだったアントニオ猪木が、この時から私にとっては恩人になった。
俗に言うアントニオ猪木の信者という人には、健全な啓蒙活動では救いようのない人や、アクが強すぎて手に負えない人が少なくない。
そういう人たち、そう、当時の私のような人達は、アントニオ猪木の圧倒的な狂気によってしか救われなかったんですよ。
だから、猪木さんの言動を客観的に見られるようになった今でも、アントニオ猪木という存在は自分の根幹を成す一部になっていて、なにがあっても揺るがないものになっている。
よく私は、「無神論者だが自分の中のサムシング・グレートは信じている」と言うが、もしかしたらそのサムシング・グレートとはアントニオ猪木という存在を指しているだけで、宗教を持っている人が神に対するのと同じことを言っているのかもしれない。
「猪木信者」とはよく言ったもので、従兄の家がプロテスタントなのだが、宗教が自身の根幹となっているようなところがソックリだと思った。
なににしても、自分の原点となった「君よ苦しめ、そして生きよ」は現在は廃刊になっているそうだが、この本に載っていた言葉も今回の語録にいくつか書いてあって懐かしい。
そして、プロレスをあまり観ない、猪木さんに対する印象はスキャンダルや借金という人にはにわかには信じがたいだろうが、無色透明のような、突き抜けた純粋さもある。
いいものも悪いものも全て飲み込んでしまう懐の大きさは老子に通ずるところもあり、発想の大きさは言わずもがな。
いろんな意味で、やはり実体験は最強の武器になると再認識した。
もし興味があったら立ち読みしてみてください。
あっ! いいこと思いついた。
興味があったら、見てみたい日付を教えてください。その日の言葉を伝道させていただきます♪
赤。